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記事ID:0066961 更新日:2024年4月1日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

四種混合・三種混合・不活化ポリオ

生後2か月~7歳6か月に至るまでの方を対象とした定期予防接種制度があります。

ジフテリアについて

病気の概要

ジフテリアはジフテリア菌により発生する疾病です。その発生は最後に報告されたのが、1999年であり稀になりましたが、かつては年間8万人以上の患者が発生し、そのうち10%程度が亡くなっていた重要な病気です。
主に気道の分泌物によってうつり、喉などに感染して毒素を放出します。この毒素が心臓の筋肉や神経に作用することで、眼球や横隔膜(呼吸に必要な筋肉)などの麻痺、心不全等を来たして、重篤になる場合や亡くなってしまう場合があります。(引用元:厚生労働省ホームページ)

ジフテリアの発生状況

2012年はジフテリア患者の発生はありませんでした。(引用元:厚生労働省ホームページ)

ジフテリアにかかった場合

ジフテリアにかかった場合、一般に10%程度の方が亡くなってしまうといわれています。また、特に5歳以下や40歳以上の年齢の場合は重くなりやすく、最大で20%の方が亡くなってしまうといわれています。(引用元:厚生労働省ホームページ)

ワクチン接種の効果

ワクチン接種により、ジフテリアの罹患リスクを95%程度減らすことができると報告されています。(引用元:厚生労働省ホームページ)

破傷風について

病気の概要

破傷風は、破傷風菌により発生し、かかった場合に亡くなる割合が非常に高い病気です。以前は新生児の発生もみられましたが、近年は30歳以上の成人を中心に患者が発生しています。
主に傷口に菌が入り込んで感染を起こし毒素を通して、さまざまな神経に作用します。口が開き難い、顎が疲れるといった症状に始まり、歩行や排尿・排便の障害などを経て、最後には全身の筋肉が固くなって体を弓のように反り返らせたり、息ができなくなったりし、亡くなることもあります。(引用元:厚生労働省ホームページ)

破傷風の発生状況

年間100件程度で推移しています。

ワクチン接種の効果

ワクチン接種により、100%近い方が十分な抗体を獲得すると報告されています。(引用元:厚生労働省ホームページ)

百日せきについて

病気の概要

百日せきは百日咳菌によって発生します。名前のとおり激しい咳をともなう病気で、一歳以下の乳児、とくに生後6ヵ月以下の子どもでは亡くなってしまうこともあります。
主に気道の分泌物によってうつり、咳のために乳幼児では呼吸ができなくなるために全身が青紫色になってしまうこと(チアノーゼ)やけいれんを起こすことがあります。また、窒息や肺炎等の合併症が致命的となることがあります。(引用元:厚生労働省ホームページ)

百日せきにかかった場合

百日せきにかかった場合、一般に0.2%(月齢6ヵ月以内の場合は0.6%)のお子さんが亡くなってしまうといわれています。また、肺炎になってしまうお子さんが5%程度(月齢6ヵ月以内の場合は約12%)いるとされており、その他けいれんや脳炎を引き起こしてしまう場合もあります。(引用元:厚生労働省ホームページ)

ワクチン接種の効果

ワクチン接種により、百日せきの罹患リスクを80~85%程度減らすことができると報告されています。(引用元:厚生労働省ホームページ)

ポリオ(急性灰白髄炎)について

病気の概要

ポリオ(急性灰白髄炎)は脊髄性小児麻痺とも呼ばれ、ポリオウイルスによって発生する疾病です。名前のとおり子ども(特に5歳以下)がかかることが多く、麻痺などを起こすことのある病気です。
主に感染した人の便を介してうつり、手足の筋肉や呼吸する筋肉等に作用して麻痺を生じることがあります。永続的な後遺症を残すことがあり、特に成人では亡くなる確率も高いものとなっています。(引用元:厚生労働省ホームページ)

急性灰白髄炎にかかった場合

ポリオウイルスに感染した場合、弛緩性麻痺を起こす割合は1%以下とされていますが、麻痺性の急性灰白髄炎を発症した場合には、一般に2~5%のお子さんが亡くなってしまうといわれています。また、特に成人の場合は重くなりやすく、15~30%の方が亡くなってしまうといわれています。(引用元:厚生労働省ホームページ)

ワクチン接種の効果

ワクチン接種により、99%の方が十分な抗体を獲得すると報告されています。(引用元:厚生労働省ホームページ)

四種混合ワクチンについて

四種混合は、ジフテリア・破傷風・百日せき・ポリオ(急性灰白髄炎)を予防するためのワクチンです。平成24年11月に導入されました。それまでの三種混合や単独のポリオワクチンに代わり、新規対象者はこのワクチンを接種していただくことになります。

ワクチン接種スケジュールと予診票の通知時期

生後2か月から、最長7歳6か月までに全4回接種していただくことになります。

初回接種(3回)の予診票通知時期

生後2か月の誕生日の翌月までに3枚の予診票を通知します。

初回接種のスケジュール

生後2か月以降(標準的には生後2か月に達した時から生後12か月に達するまで)に、20日以上(標準的には20日から56日)の間隔をおいて3回接種してください。

追加接種(1回)の予診票通知時期

初回接種終了後1年経過した翌月までに1枚の予診票を通知します。

追加接種のスケジュール

初回接種終了後6か月以上(標準的には1年から1年6か月まで)の間隔をおいて1回接種してください。

三種混合ワクチンについて

三種混合は、ジフテリア・破傷風・百日せきを予防するためのワクチンです。平成24年11月に四種混合ワクチンが導入されたことから、それ以降の新規対象者の方はこのワクチンを接種しません。

また、三種混合で接種を始められた方で、続きを接種される場合、四種混合ワクチンもしくは三種混合ワクチンを選んで接種することが可能です。ただし、ジフテリア・破傷風・ポリオ(急性灰白髄炎)・百日せきの接種が終わっていない場合は、四種混合ワクチンを使用してください。不明な点は健康センターまでお問い合わせください。

不活化ポリオワクチンについて

不活化ポリオは、ポリオ(急性灰白髄炎)を予防するためのワクチンです。平成24年9月に、口から接種する生ポリオワクチンに代わり導入された注射タイプのワクチンです。しかし、平成24年11月に四種混合ワクチンが導入されたことから、原則それ以降の新規対象者の方はこのワクチンを接種しません。

ワクチン接種スケジュールと予診票の通知時期

最長7歳6か月までに、全4回接種していただくことになります。現在の主流は四種混合ワクチン(三種混合にポリオが含まれたワクチン)ですので、既に三種混合とポリオを別々に接種されている方は、三種混合ワクチンについても必ずお読みになり、それとの兼ね合いで接種を進めてください。

初回接種のスケジュール

口から接種する生ポリオワクチンを2回接種済みの方

接種の必要はありません。

口から接種する生ポリオワクチンを1回接種済みの方

生ポリオワクチンを含めて全部で3回接種になるように、20日以上(標準的には20日から56日)の間隔をおいて接種してください。

追加接種のスケジュール

初回接種終了後6か月以上(標準的には1年から1年6か月まで)の間隔をおいて1回接種してください。

追加接種(1回)の予診票通知時期

初回接種終了後6か月経過した翌月までに1枚の予診票を通知します。しかし、四種混合で代用が可能な場合は、お送りした不活化ポリオ(または三種混合)の予診票を使用してそちらを接種してください。

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