ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 学校教育部 > 学校給食センター > 学校給食における青梅の銘菓

本文

学校給食における青梅の銘菓

ページID:0119869 更新日:2026年8月31日更新 印刷ページ表示

学校給食での提供

 令和8年度、青梅市の学校給食では、地元の銘菓を知ってもらい地元に親しみ理解を深めてもらうことを目的に、青梅の銘菓の提供しています。

  なお、この事業は、ボートレース事業の収益金を活用して、実施しています。

令和8年10月 紅梅饅頭(こうばいまんじゅう)

 10月に提供を予定している「紅梅饅頭(こうばいまんじゅう)」を製造している株式会社紅梅苑の社長にインタビューを行いました。
 紅梅苑は、梅の里「梅郷」にあり、昭和58年2月から紅梅饅頭を販売しています。梅を使ったお菓子のほかに、地元でとれる柚子を使ったお菓子なども人気です。

店舗風景紅梅饅頭写真

・株式会社 紅梅苑 (青梅市梅郷3丁目905番地の1)

社長インタビュー(紅梅苑編)

​1 紅梅饅頭が作られたきっかけを教えてください。

 文豪吉川英治は、「新・平家物語」や「宮本武蔵」、「三国志」などの歴史小説で人気があります。ある時、広島県のもみじ饅頭を作っている和菓子店から、新しく作ったお菓子の名前を「新・平家物語」にしたいという話があり、快諾しました。
 昭和52年、吉川英治記念館が開館することになり、全国各地から訪れる人にお蕎麦などを出しておもてなしをしたいと吉川英治の奥様は考えました。その話を、広島県の和菓子屋さんに話したところ、「お蕎麦よりお菓子の方がいいのでは?良かったら教えますよ」と言ってくれたので、広島県に出向いたり、青梅に来てもらったりして、作り方を教えてもらいました。
 そこで教わったことを参考にして、吉川英治の好きだった紅梅の形をした紅梅饅頭を作るようになりました。

​​2 紅梅饅頭の特徴を教えてください。

 紅梅苑では、柚子を使ったお菓子以外、すべての菓子に青梅の梅が入っています。
   過去に梅の病気(プラムボックスウイルス)が流行って、大変な時もありましたが、令和7年からは、すべて青梅の梅が使えるようになりました。使用している梅は酸味に特徴があり、そのエキスを活かした梅酒やジュースに向いている、青梅市発祥の「梅郷」という品種のものを使っています。
 青梅の梅が病気でだめになってしまった時は、群馬県で育てていた「梅郷」を分けてもらい、復活しました。
 紅梅饅頭の生地にも梅酒が入っています。作る過程でアルコール分は飛びますが、通常は水を使うところを梅酒に変えています。
   また、あんは北海道十勝から取り寄せたあずきを使い、あっさりとした仕上がりにしています。あんを作る際、一般的にはステンレスの釜を使うところが多いのですが、中鋳(ちゅうてつ)という鉄の釜を使っているので、豆の渋味といった雑味が少なく、紫がかった色に仕上がっています。
 釜にはたくさん渋がつくのでガリガリと削りおとし、数年ごとに変えています。​

3 製造過程で、気を使っているところを教えてください。

 気温や湿度によって生地の状態が変わるので、年間で安定したものを出すために、季節によって少しずつ生地を調整しています。

4 子どもたちへのメッセージをお聞かせください。

 今回の給食で青梅の子どもたちみんなが食べていることを考えると、すごいなと思いました。これが大きくなってからの思い出になったり、何で梅の形なのかなとか、吉野梅郷、吉川英治などいろいろなつながりを考えてもらうきっかけになったりするといいですね。

学校給食センターから

 紅梅饅頭が青梅だけでなく、広島県の和菓子屋さんや群馬県の梅園などいろいろなところとつながっていることに驚きました。また吉川英治記念館や梅の季節の吉野梅郷にもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
 そして「梅郷」という名前の梅が紅梅饅頭に入っていることも初めて知りました。手づくりのあんも作り手の思いを感じながら味わって食べてみてください。​

 

令和8年6月 オーメ・ノーブル

 6月に提供した「オーメ・ノーブル」を製造している有限会社柳丸の社長にインタビューを行いました。

                店舗風景

オーメ・ノーブル

・有限会社 柳丸 (青梅市西分町3丁目104)

社長インタビュー(柳丸編)

 現在の社長のおじい様が和菓子店で修業をし、独立して昭和20年には、青梅の住江町で和菓子の販売をしていたそうです。当時は夏場に作るのに向いたものとして青梅せんべいを作っていました。その後勝沼に移り、昭和40年頃先代の時に野上町に移転して、青梅せんべいの専門店となりました。

1 オーメ・ノーブルを作ることになったきっかけについて教えてください。

  青梅せんべいの専門店として続けてきて、お店も古くなり、手狭に感じていたところ、同業のお菓子屋さんがお店を閉めるということで、その工場と、そこにあった金型や機械なども含めて使用できるとの話がありました。

 他にもやめてしまう市内のお菓子屋さんが出る中で、がんばっていきたいという気持ちもありました。いままで作ったことのないお菓子でしたが、レシピなどを以前作られていた方から教わり、約1年かけて作れるようになりました。ちょうど新型コロナウイルスが流行した時期とも重なって大変でした。

 柳丸で作り始めた時点では、パッケージも無地のものでしたが、前のお菓子屋さんで使っていたトリコロール(青・白・赤)色のものが知られていて、誰もが分かりやすくて良いと思ったので、以前作っていた方に許可をとって現在のデザインにしました。名前は、お店のみんなで考えて、青梅ということで、オーメ・ノーブルとしました。以前の名前を知っている方は、あれ?っと思うみたいです。

2 製造過程で特に気を使っている点や材料のポイントなどがありましたら教えてください。

 同じ材料でも、形を作る時に型にくっついてしまったりなど、気温や湿度などの環境によって出来上がりが変わるので、材料の配合を季節によって微妙に調整しています。その微妙な加減は難しいです。

3 今回、給食に提供すると決まってどのように感じられていますか。

 地元のお菓子屋さんが少なくなっている中で、地元の味といえるようなものを作っていけるのはうれしいです。子どもたちの思い出に残るよう、いつも以上に心を込めて作りたいです。

4 子どもたちへのメッセージをお聞かせください。

 近くにお菓子屋さんがあったら、足を運んでそのお店の味のものを食べてみてください。お店の雰囲気や、職人が一生懸命作っているその地域の味、地元の味を感じてもらえたらと思います。

学校給食センターから

 作り手の思いを考えながら食べることも食育の一つです。この他に、地元で作られているものにどんなものがあるか考えてみましょう。

皆さまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?