市公共施設のアスベスト対策

市公共施設については、昭和62年度に「青梅市公共施設におけるアスベスト除去等の暫定処理方針」を定め、小・中学校施設をはじめ、市庁舎、市民会館、市民センター、市営住宅などすべての市公共施設を対象とし、アスベスト吹付け材使用の特定を行いました。その結果、アスベスト吹付け材の使用が確認された23施設について、平成3年度までに除去を行いました。

その後、アスベストの規制が吹付けアスベスト等で重量含有率が1％を超えるものに強化されたことに伴い、平成17年度に「吹付けアスベスト使用施設および処理状況調査」を行い、該当となる1施設は閉鎖し、外に飛散しないような対策を実施しました。

さらに、平成18年の規制が吹付けアスベスト等で重量含有率が0.1％を超えるものに強化されたことに伴い実施した「吹付けアスベスト使用施設および処理状況の補足調査」により抽出された43施設について、平成19年3月、4月に分析調査を行ったところ、平成17年に封じ込め対策を実施した1施設を含む2施設で規制対象のアスベストの使用が確認されました。

なお、この2施設について、平成20年2月および平成27年3月にそれぞれアスベストの除去を実施しました。

市のアスベスト相談窓口

国や東京都のアスベスト情報へのリンク

平成17年度「吹付けアスベスト使用施設および処理状況調査」の概要

調査対象

平成8年以前に竣工した建築物で改修を含む

対象アスベスト

吹付けアスベスト、アスベスト含有吹付けロックウールで重量含有率が1％を超えるもの

調査結果

注意

アスベストの使用が確認された青梅スタジアム旧管理棟トレーニングルームについては、人が入ることのできないよう閉鎖し、外に飛散しないような対策を実施いたしました。また平成27年3月にアスベスト除去を行いました。

平成18、19年度「吹付けアスベスト使用施設および処理状況調査」の概要

調査対象

平成8年以前に竣工した建築物で改修を含む

対象アスベスト

吹付けアスベスト、アスベスト含有吹付けロックウールで重量含有率が0.1％を超え1％を以下のもの

調査結果

注意

アスベストの使用の可能性がある43施設については、検体採取により分析調査を行い、2施設でアスベストの使用が確認されました。1施設は青梅スタジアム旧管理棟トレーニングルームで既に人が入ることのできないよう閉鎖、外に飛散しないような対策を実施し、平成27年3月にアスベストの除去を行いました。もう1施設は富岡第一住宅の浄化槽ブロアー室で一般の方が立ち入るところではありませんが、平成20年2月にアスベストの除去を実施しました。なお除去後の各施設周囲における大気中のアスベスト濃度は問題ありませんでした。