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第19回青梅市青少年友好親善使節団の派遣の様子

ページID:0127282 更新日:2026年9月4日更新 印刷ページ表示

第19回青梅市青少年友好親善使節団(以下、使節団という)は、山内久美子(青梅市議会副議長)団長と引率者を含む12人で、令和8年8月16日(日曜日)早朝に青梅市役所を出発し、青梅市の姉妹都市であるドイツ・ボッパルト市を訪問しました。

滞在中、全員が、ボッパルト市のホストファミリー宅にホームステイしました。ホストファミリーの皆さんには、日々の生活を支えていただいただけでなく、ドイツの文化や暮らしを身近に体験する機会をつくっていただきました。

また、マリエンベルク学校の訪問やアートプロジェクトを通じてボッパルト市の青少年と交流したほか、さまざまな活動を通じてボッパルト市民との親交を深めました。

使節団は、8月25日(火曜日)に全員無事帰国しました。今回の主な交流プログラムと、使節団の様子を報告します。

事前・事後研修および派遣報告会の様子

ホストファミリー

ボッパルト市の青梅・ボッパルト友好協会HP<外部リンク> ←交流会の様子はこちら

交流プログラム

8月16日(日曜日)青梅市からボッパルト市へ

使節団は、青梅市役所で出発式を行った後、羽田空港へ向かいました。

使節団員のご家族、大勢待市長、小山副市長、橋本教育長、青梅市議会山﨑議長に見送られ、午前5時30分に青梅市役所を出発しました。

午前9時40分に羽田空港からフランクフルト空港へ向けて使節団員が乗る飛行機が飛び立ちました。飛行時間は15時間という長時間の中、機内食が2回提供されました。はじめて機内食を食べる使節団員にとっては、移動時間も良い経験となりました。

出発1 出発2 機内食

​フランクフルト空港に到着した使節団は、入国審査を受けました。英語で質問に答える緊張する場面もありましたが、全員が落ち着いて対応することができました。

空港では、ボッパルト市の皆さんが使節団員の到着を待っていました。

ボッパルト市の皆さんが大きく手を振り、笑顔で出迎えてくださったことで、使節団が抱えていた不安や緊張も和らぎました。

ボッパルト市に到着すると、さらに多くの皆さんが使節団を待っていました。ホストファミリーと青梅・ボッパルト友好協会の皆さんから、心のこもった歓迎を受けました。

フランクフルト空港 出迎え式 ホストファミリー1 

8月17日(月曜日)ボッパルト市長表敬訪問、公式歓迎式、マリエンベルク学校の生徒とのアートプロジェクト、ボッパルト旧市街の散策

ボッパルト市役所が移転作業中であったため、使節団は、市役所近くの施設で、ボッパルト市のイェルク・ハーゼンアイアー市長を表敬訪問しました。

全員が、事前研修で学んだドイツ語で自己紹介を行いました。

その後、青梅・ボッパルト友好協会のアルフレッド・ロース会長から「ボッパルト市で何をしたいか」「何を学びたいか」と質問されました。使節団員は、「ボッパルト市の方々と積極的に話をしたい」「ドイツの広告について調べたい」など、それぞれの目標を答えました。

イェルク・ハーゼンアイアー市長に対して質問する時間も設けられ、使節団員は多くの質問をしました。市長は一つ一つの質問に丁寧に答えてくださいました。

ボッパルト市を訪れた人が署名する歴史ある本に、全員が署名しました。署名する際には、第19回青梅市青少年友好親善使節団のためのページが用意されていることを知り、おもてなしに感動しました。使節団は緊張しながらも、一人一人が大きな字で署名しました。

ボッパルト市から、全員に記念品が贈られました。青梅市からは、青梅市内で活動しているカワダシュウジ氏が鹿皮紙で制作した「梅と一輪挿し」と、日本酒「澤乃井」を贈呈しました。
鹿皮紙プロジェクト<外部リンク>

記念品 市長表敬訪問 表敬訪問

使節団は、マリエンベルク学校を訪問し、同校の生徒とアートプロジェクトに取り組みました。

このプロジェクトでは、青梅市の観光ガイドブックやドイツで発行されている雑誌の中から、使節団12人とマリエンベルク学校の生徒がそれぞれお気に入りのページを選び、その後、引っかき絵のような方法で正方形のシートを1枚ずつ制作し、ライン川のまわりに全員の作品を貼り、完成させました。

使節団は分からないことは、マリエンベルク学校の生徒に質問し、休み時間にはお互いの年齢などを尋ね合い、青少年同士の交流を深めることができました。

制作したアート作品は、ライン川を中心に、両市の文化の魅力が表現された、地域のつながりを感じさせるものとなり、完成を一緒に喜ぶことができたことは特別な思い出深い時間となりました。

制作したアート作品は、ボッパルト市役所の移転後、新しい市役所に展示される予定です。

アートプロジェクト2 アートプロジェクト3 アートプロジェクト4 アート

昼食後、使節団は、聖セヴェルス大聖堂をはじめとする3か所の教会や、姉妹都市公園を訪れました。青梅・ボッパルト友好協会のアルフレッド・ロース会長から、ボッパルト市の歴史や文化について説明を受けながら、旧市街を散策しました。

使節団は、教会の高い天井や色鮮やかなステンドグラスに圧倒されました。また、聖書の内容を表した壁画や彫刻について説明を受け、それぞれの意味を知ることができました。3か所の教会は、外観の装飾もそれぞれ異なっていました。

水路 教会 まちあるき

使節団は、青梅市とボッパルト市の交流を象徴する場所である姉妹都市公園の青梅コーナーを訪れました。

公園には、過去にボッパルト市を訪れた青梅市民が置いた石が並んでいます。使節団も多摩川から持ってくるした石を置きました。石に書かれた文字の中には消えているものもあり、長く続いてきた両市の交流の歴史を感じることができました。

石

8月18日(火曜日)クライミング体験、博物館・図書館の見学

使節団は、「ベースキャンプ・ボッパルト」に集合し、本格的なクライミングを体験しました。使節団員は、安全にクライミングをするために、腰に安全装備を身に着けて、壁を登りました。

垂直の壁や、はしごを使って下りる場所、足を置ける範囲が限られた狭い壁など、さまざまなコースに挑戦しました。危険な場所では、使節団員同士が声を掛け合い、互いに励ましながら進みました。

初めてクライミングに挑戦する使節団員も多く、苦労しながらの体験となりましたが、頑張って最後までやり遂げ、達成感を共有しました。この体験をきっかけに、使節団員同士の交流もさらに深まりました。

​クライミング1 クライミング2 クライミング1

午後は、博物館と同じ建物内に新しく整備された図書館を見学しました。

博物館では、昨年、青梅市のアーティストの作品が展示されたことが説明されました。姉妹都市提携60周年を記念して行われたもので、素晴らしい展示となったとのことです。

ボッパルト市図書館では、「オープンライブラリーシステム」が導入されています。このシステムでは、休館日や職員がいない時間帯でも、市民がカードキーを使って自由に入館できます。館内では、読書や自動貸し出し機を使った本の貸し出し、勉強などができます。図書館が誰でもいつでもゆっくり過ごすことができるを知り、大変驚きました。

博物館 新図書館 本

8月19日(水曜日)マルクスブルク城、コブレンツ

使節団は、約900年前の12世紀ごろに建築されたマルクスブルク城を見学しました。マルクスブルグ城のガイドが城内に入るための扉の鍵を開けるところも見せてくださいました。

マルクスブルク城は、空高くそびえる高い塔と頑丈な城壁を持つ城です。これまで一度も破壊されていないこと、現在も城の所有者が実際に城内で生活していること、城の構造に、台所や武器についてなど、説明を受け、多くのことを学ぶことができました。

マルクスブルグ城 マルクスブルグ城内 マルクスブルグ城内 装飾

使節団は、コブレンツの街を訪れ、ドイチェス・エックとエーレンブライトシュタイン要塞を見学しました。

ドイチェス・エック、つまり「ドイツの角」は、ライン川とモーゼル川が合流する場所です。天候に恵まれると、二つの川の水の色の違いを確認できると説明を受けました。今回は曇り空だったため、水の色の違いははっきりと確認できませんでしたが、二つの大きな川が美しく合流する景色を楽しむことができました。

コブレンツの街を見下ろすように建てられたエーレンブライトシュタイン要塞を見学した使節団員の一人が、日本の城の構造と比較し、「日本とドイツは何万キロも離れた、まったく異なる文化圏の国であるにもかかわらず、建築について似た考え方を持っている」と気付きました。その使節団員は、この気付きを派遣報告会でも発表しました。

ドイチェスエッグ 城壁 コブレンツ集合写真 教会

8月20日(木曜日)廃棄物処理施設見学、ライン川遊覧船クルーズ

ボッパルト市近隣の廃棄物処理施設を見学しました。

施設では、公認キャラクターの「Tobi」が出迎えてくれました。使節団は、ドイツのキャラクターと直接会うことができ、喜びました。

この施設では、ごみや資源をリサイクルするだけでなく、ごみの出し方や減らし方について子どもたちや市民に伝える環境教育も行っています。施設には学習プログラムも整備されており、使節団は数時間の案内で、ボッパルト市近隣のごみ処理の状況について詳しく学ぶことができました。

マスコット ゴミ問題 林

使節団は、昼食に薄い豚カツに似たドイツ料理の「シュニッツェル」を食べた後、ライン川の遊覧船に乗りました。

ボッパルト市に来る前に、雨量不足によって水量が低下していることは、ホストファミリーなどから聞いていました。そのため、ライン川を近くでみると、いつもは見えない川底に蓄積した石まで見えるようになっていました。

通常は、「美しい女性が歌声で船乗りを惑わせた」という伝説が残るローレライまで行くことができます。しかし、今回は水量が少なかったため、遊覧船はローレライまで進むことができませんでした。ローレライまで行けないことは残念でしたが、使節団は美しい景色を眺め、クルーズを満喫しました。

遠くに見える山の木々は、例年であれば緑色ですが、今回は茶色に変色していました。これも雨量不足の影響であり、ボッパルト市の皆さんが悲しそうに「山の木がほとんど枯れてしまった」と話していたことが忘れられません。

昼食 クルーズ クルーズ2

8月21日(金曜日)ケルン見学

使節団は、ボッパルト市からケルンまで電車で移動しました。

当日は、電車のトラブルがあり、乗車予定の電車が運行されなくなってしまいました。ボッパルト市の皆さんは、「とにかく来た電車に乗ってケルンを目指そう。電車の遅延は珍しいことではない」と話してくれました。

ボッパルト市役所や青梅・ボッパルト友好協会の皆さんが同行してくださっていたため、トラブルが発生しても安心して行動することができました。

ケルン中央駅を出ると、目の前にケルン大聖堂がそびえ立っていました。

使節団は、ケルン大聖堂の大きさと迫力に圧倒され、その美しさに感動しました。遠くから見ると一つの巨大な建物に見えますが、近づくと、細かな部分まで非常に丁寧に作られていることが分かりました。

ケルンの街では、道路にアート作品を描いている人や、凝った装飾を施したレストランなども見られ、美術作品にあふれた街だと感じました。

アート アート2 ケルン大聖堂 ケルン大聖堂

8月22日(土曜日)カヌー体験、交流パーティー「友好の夕べ」

ホストファミリーと一緒にラーン川でカヌーを体験しました。約7キロメートルの距離を、4人で漕ぎました。

長い距離を漕ぐため体力的には大変でしたが、使節団は自然の豊かさやドイツの建物の美しさを楽しみました。互いに声を掛け合いながら、無事に、最後まで漕ぎ切ることができました。

カヌー1 kanu-

姉妹都市公園の近くにあるボートチームの敷地で、交流パーティーが開かれました。

​パーティーには、ボッパルト市のヘルムート・ツィンドルフ市議、ワインプリンセスのアンナさん、ホストファミリーの皆さん、青梅・ボッパルト友好協会の会員の皆さんなど、多くの方が参加してくださいました。

山内団長から、ドイツとボッパルト市の皆さんへの感謝と、今回の訪問を通して素晴らしい経験ができたことを伝えました。

青梅・ボッパルト友好協会のアルフレッド・ロース会長からは、今回の交流に協力してくださった友好協会の会員の皆さんや、現地の皆さんへの感謝が伝えられました。

使節団員から3人が代表して、滞在中の出来事や感謝の気持ちを英語で一生懸命に伝えました。参加者の皆さんからは、大きな拍手が送られました。

最後に、使節団員は、青梅市で準備と練習を重ねてきたパフォーマンス「ソーラン節」を披露しました。ソーラン節はボッパルト市の皆さんにとってもなじみがあり、音楽が流れた瞬間から会場は大いに盛り上がりました。

また、ソーラン節の曲中に、あらかじめ両国の国旗、ワイン、ソーセージ、ぶどう、紋章などのイラストを描いた和紙の中心へ、大きく「紡」という文字を筆で書き入れるパフォーマンスを行いました。

​「紡」という文字には、これまで続いてきた交流を次世代に単につなぐだけでなく、より良い友好関係を築き、その強い繋がりをつなぐという、使節団員の強い思いが込められています。

supi-chi  集合 パフォーマンス1 はごいた

8月23日(日曜日)フリータイム

使節団は、ホストファミリーと一緒に、それぞれの家庭で自由な時間を過ごしました。庭で過ごしたり、自転車に乗ったり、フランクフルトや城を訪れたりするなど、ホストファミリーとさまざまな活動を楽しみました。

庭 自転車 フランクフルト お城

8月24日(月曜日)ボッパルト市出発、ハイデルベルク見学

使節団がボッパルト市を出発する日となりました。ホストファミリーと過ごす最後の時間となり、使節団員とホストファミリーは、握手やハグを交わし、別れを惜しみました。

楽しかった時間を思い出し、別れが寂しくて涙を流す使節団員もいました。使節団は、今回の派遣期間が人生の中でもかけがえのない大切な時間であったと、改めて感じました。

ホストファミリーの皆さんが最後まで手を振って見送ってくださり、使節団も、バスの中から精いっぱいの笑顔で手を振り返しました。​

お別れ お別れ1 バス

フランクフルト空港へ向かう途中、ハイデルベルクの街とハイデルベルク城を見学しました。

ハイデルベルクは、ネッカー川沿いに位置する人口約18万人の都市です。世界最古の大学の一つであるハイデルベルク大学があることでも知られています。

使節団は、街を散策した後、ケーブルカーで丘の上にあるハイデルベルク城へ向かいました。城からは、ハイデルベルクの街全体を一望することができました。

ハイデルベルクは、第二次世界大戦中に奇跡的に空襲を免れ、ほぼ無傷で残った街であると説明を受けました。使節団は、中世から続く歴史ある街並みが現存していることに驚きました。

ハイデルベルグ ハイデルベルグ1 ハイデルベルグ2 街

青梅・ボッパルト友好協会やボッパルト市役所の方々たちがフランクフルト空港まで、使節団に同行してくださいました。空港では「今回の出会いはここでお別れ」と、最後のお別れをしました。

その後、使節団はドイツ時間の午後8時45分にフランクフルト空港から羽田空港へ向けて出発しました。​

​​フランクフルト空港 フランクフルト空港1 フランクフルト空港

8月25日(火曜日)帰国、青梅市役所でのお出迎え

予定時刻である日本時間の午後4時30分頃に羽田空港に到着しました。空港には、秘書広報課長の職員が出迎えに来ていました。その後バスで青梅市役所へ向かいました。

​到着

青梅市役所には午後8時30分ころ到着しました。市役所では、使節団員のご家族、大勢待市長、小山副市長、橋本教育長、青梅市議会山﨑議長、青梅・ボッパルト友好協会の吉永会長が出迎えてくださいました。

拍手の中バスから降り、山内団長とリーダーの馬場さんが、今回の派遣を通じて、ボッパルト市の皆さんに温かく接していただくとともに、心のこもったおもてなしを受けたこと、使節団全員がさまざまなことを学び、大きく成長するとともに、多くの人とのつながりを得ることができたことを出迎えの皆さんへ伝えました。また、派遣に尽力してくださった関係者の皆さんと家族に、改めて感謝を伝えました。

派遣報告会

9月に開催した派遣報告会では、使節団員がボッパルト市について学んだことや、今回の経験を通して感じたこと、気付いたことを発表しました。

報告会に参加した小学生や中学生からは、「ボッパルト市に行ってみたい」などという感想が寄せられました。

報告会にお越しくださった皆さん、ご清聴ありがとうございました。

事前・事後研修および派遣報告会の様子

ドイツの地方紙に掲載されました

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部署名:企画部秘書広報課

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