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校長日記7月(R7)

記事ID:0106737 更新日:2025年7月4日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

校長日記 7月4日 62日目

この線まで届くように

3年2組の教室を覗くと、組み立てた車を手にしながら先生の話を聞く子供たちがいました。本来は机の上においておくはずの車にどうしても心惹かれてしまう子供たち。先生が見かねて「触っているのをやめなさい。」と声を掛けると、ほとんどの子がやめられました・・・が、やっぱりすぐに手がいく男の子。結局私も3回ほど注意をしてしまいました。また、先生の話の終わりごろには、「もう次はこの車を使うんだ!」と、気の早い子供たちが手を伸ばしていました。まあ、興味を押さえるのはまだまだ難しい年ごろです。

いよいよ車を使って実験です。今日の実験は、

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「ゴムが元に戻ろうとする力を使って車を動かす」というものです。車に付けたゴムをパチンコ(昔のY字の道具)のように伸ばして、車を動かします。ねらいは、ちょうど3mの距離に届かせること。強すぎても弱すぎてもだめです。

最初はドーンと飛んでしまった子も、半分も進まなかった子も、「じゃあこのくらいなら大丈夫かな?」と、頭を使って目標地点に近づけます。先生の話を聞くときにはそわそわしていた子ほど、ああでもないこうでもないと何度も繰り返し挑戦。ちょうどに止まったときは、「校長先生、見て見てぴったりだったよ。」と、満面の笑みを見せてくれました。

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ラスト「インターネットは冒険だ」

先日の研究授業で5年1組は「インターネットは冒険だ」の授業は終了。数時間遅れて進めていた2組が今日、最後の授業を行いました。集大成となる授業でのめあては、「筆者の考えに対する、自分の考えを表そう」でした。この授業を通して学んだことを踏まえ、「今の自分はインターネットを積極的に使うべきか否か」そのことについて議論をしました。

議論の内容を少しご紹介します。

まずは積極的には使わない派から、

●「インターネットは便利だけれど、危険もあるから、積極的には使わない。」

●「嘘や大げさな情報が混じっている可能性があるから、積極的には使わない。」

それに対して、積極的に使う派からも意見が返され、議論が始まりました。

〇「使い方を間違えなければいいものになると思います。」

〇「危険なこともあるけど、気を付けていれば、楽しいこともある。」

●「気付かないうちに間違えてしまうこともある。」

〇「悪い情報を使わないで、良い情報を使えば良い。」

〇「すべてが危険とは限らないし、楽しいこともあるから積極的に使えば良い。」

〇「危険だと思ったら、今回の学習を生かして冒険すれば良い。」

考え中の中間派の子供たちも意見を出しました。

△大人になるころには、インターネットは進化していると思うけど、本や辞書は調べる力が付くから、インターネットを使いすぎると使う力が弱くなってしまう。

△インターネットばかり使っていると、本を読む時間とかが減り、その力が身に付かなくなってしまう。

慎重でよく考えている子供たちだったので、どうも●寄りの意見でした。そして、その発言の後、●の方へ。

〇インターネットを使うとお金がかからない。

●PCもお金はかかる。

〇読む力や調べる力を付けるために学校に通っているのだから、大丈夫。

〇より早く調べられるのがインターネット。

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※討論会の最中はきくことと記録に夢中になり、写真を取り逃がしてしまいました。

 

まだまだこういった「討論会」は慣れていない子供たちでしたが、活発な意見交換ができていました。また、学んできたことを踏まえて真剣に考えている様子も伝わってきました。これは、今日までの学習に真剣に取り組んできたからこそできることだと、感動しました。(もちろん、1組は研究授業の時に同様の姿を見せてくれました)この単元の5年生の評価は満点です。ぜひ、今日の議論の感想を聞いてあげてください。そして、夏休みに向けてインターネットとの向き合い方討論会(家庭版)を開いていただけると幸いです。

校長日記 7月3日 61日目

校長せんせーい!!ヘビがー!!

朝の散歩に行こうと校庭に出ていくと、いつもの元気な男の子たちが。

「おはようございます!!」と大きな声で声を掛けると、私の倍以上の大きな声で「おはようございまーす!!」と返事をしてくれました。いつも気持ちの良い子供たちです。

ただ、今朝はいつもとちょっと違っていました。

「校長先生、ヘビがいますー!!」

「このあたりで見たのだけれど、今はどこにいるか分かりませーん!!」

その言葉を聞いてまずいったん戻って業務主事さんに棒を借り、いざ現場へ。

「小さい蛇でした。」「黒っぽかった」

「赤い部分はなかった?」と聞くと、それはないらしい。しかし、小さいと聞くと思い浮かぶのはヤマカガシです。慎重に探しましたが、どうも霞川の方か排水溝に逃げていったようでした。

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そんな騒動からしばらく経ち、昇降口のところで出会ったのは、2年生の女の子でした。

「校長先生、見て。」と言って、手のひらを開くと、その真ん中には小さな生き物が・・・。

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「ダンゴムシ」です。とっても大事そうに見せてくれました。「ダンゴムシは好き?」と聞いてみると、「好きだよ。かわいいから」の返答。ダンゴムシは、低学年のアイドルです。

自分の色が織りなす世界

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図工室に入っていくと、机の上にはカップがたくさん。その中を覗くと、いろいろな色が・・・。中央には、粉の絵の具が入った袋がいくつかありました。子供たちは、その袋それぞれから少しずつ粉を入れ、色を作っていきます。まるでいくつもの香辛料を合わせてカレーを作るように。ある子は緑系統の色を、ある子は紫系統の色を、自分の思った色を出せるまで、何度も試しているように見えました。できた色を使って、模様を描いている子もいました。絵を描くために使っていたのは筆ではなく、指やつまようじ、綿棒など。白く小さなキャンパスに、自分の世界を楽しみながら描いていました。

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いかのおすし

昨日に引き続いて青梅警察署の方々をお招きし、「セーフティ教室」を実施しました。

対象は1~3年生です。いかのおすしDVDは癖になりそうなテーマソングを生かし、「いかのおすし」の大切さを分かりやすく伝えてくれました。さらにその後は、各クラスの代表児童が「不審者に出会った時にはどうすれば良いか。」を、警察署の方と一緒に実演してくれました。

今夜はぜひ、どの家庭でも「『いかのおすし」』って何?」と、子供たちに聞いてみてください。

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田植え体験

きょうの5、6時間目は、青梅総合高校の田んぼで、5年生が田植えの体験をさせていただきました。

入る前はどの子も、「えー・・・、ちょっと」という反応。入ってからも、歩きにくさでキャーキャー騒ぐ声が響いていました。でも、植えるときは真剣そのもの。「こんな大変なことをして、お米はできているのだ。」ということを少しは感じられたのではないでしょうか。「お米は八十八の手間をかけてできている」と言われています。これから行う社会科の学習でも学び、お米のありがたさを感じてくれたら嬉しいです。

植えたお米は今年も「もち米」です。5年生は収穫したもち米を、学運協の方々の手もお借りし、餅つきをして餅にして食べます。

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校長日記 7月2日 60日目

久々に上った多摩団地山

6月は忙しさにかまけて朝の散歩から遠ざかっていたのですが、昨日からまた新たに外に出ています。昨日はセブンイレブンで朝日の洗礼を浴び、今日は多摩団地の坂を上り、心が折れそうになりました。でも、上ってみると良いこともあるものです。ちょっと少ない人数でしたが、元気にあいさつをしてくれました。そして、いろいろなところに目を移りをしてなかなか進まない、低学年の子供らしい登校も新鮮で、とても楽しいスタートとなりました。

 あの坂を上り下りしている子供たちは、きっと「脚力」という宝物を得るのではないでしょうか。

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また、この1ヶ月の間に、豊田さんの田んぼも緑に染まり、日本の初夏を感じさせていただきました。このコメ不足の昨今。元気に育ってほしいものです。

ブタベルサラハチ

今日の2時間目は、高学年の交通安全教室があり、青梅警察署の方が来てくださいました。

2時間目、体育館に入っていくと、ちょうど動画が流れ始めたところでした。我が子の交通安全に対する意識のなさについて心配するお父さんと、そんなお父さんから声を掛けられても、スマホをいじって興味を示さない男の子。そんなどこにでもありそうな親子の会話からスタートです。しかし、お父さんがやさしく話していくうちに、男の子も自分のこととして受け止め始め、どんなことを注意しなければいけないのか、考えるようになりました。そんな動画を見る子供たちは、とても静かで、集中してみているように感じました。ぜひ、ご家庭でも、感想を聞いてあげてください。

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以下のことも確認をお願いします。

【交通安全のポイント】

〇自転車は車両の仲間である。

〇自転車は、車道を走るのが原則。走るときは、左側通行。

〇しかし、小学生段階では、歩道を走ることもできる。ただし、歩行者優先である。

〇一時停止をする交差点での一時不停止による事故が多い。

〇ヘルメットの着用は自分の身を守ることになるので、必ず着用する。

◎自転車は相手を傷つける可能性もある。

◎事故は自分だけでなく相手も不幸にする。

点検の合言葉「ブタベルサラハチ」

「ブレーキはきくか」「タイヤの空気は入っているか」「ベルはなるか」「サドルは固定されているか。高さは合っているか」「ライトは点くか」「ハンドルはぐらぐらしていないか。ハンシャ材は汚れていたり、曲がっていたりしていないか」「チェーンは緩んでいないか」

ぜひ、乗る前の点検の習慣化をお願いします。

富士山のまとめ、頑張っています!!

6年生は両クラスとも、5、6時間目は富士山移動教室のまとめとして、学んだことのプレゼンテーションを作成していました。

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蚕が孵りました

3年生の廊下を通ると、箱の中には、孵化したカイコ蛾が真っ白な姿を現していました。

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校長日記 7月1日 59日目

大きな大きなサツマイモになーれ

今日の1時間目は、1年生と一緒にサツマイモ畑の草取りをしました。子供たちみんな「草取り名人」となって、暑い中でも元気に明るく、楽しく草取りに励みました。きっとたくさんの大きな大きなサツマイモの収穫に、一歩近づいたはずです。

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たくさんの人数で草取りをすると、みるみる地面が出てきました。

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「校長先生、こんなに取れたよ!!」と、見せてくれる子もいっぱいいました。

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副産物は、「アルビノのバッタ」と「ミヤマカミキリ」です。「アルビノ」という言葉は、子供から出てきました。物知りでびっくりしてしまいました。カミキリは、「咬みそうで怖い!!」という声が聞こえてきたので、「咬むから気を付けてね。そっとしておこう。」と言うと、決して手を出すことはしませんでした。

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ほとんど草が見えなくなるまで、みんなで頑張りました。

文章の構成を考えよう

つくし組高学年の授業を参観してきました。

前半は、文章の穴埋めに挑戦。音読をしっかりできているので、みんな大正解。まずは良いスタートを切りました。

形式段落に番号を振った後、文章の構成を考えるのが、今日のメインの課題でした。

「文章の構成って分かるかな?」「はじめ・中・終わりに分けることです。」

「はじめには何が書かれているかな?」「問いです」「話題提示です」

「終わりは?」「まとめ」

「残った筆者の主張はどうですか?」「だいたい終わりにあると思います」

みんなここまでの学習がしっかりと身に付いていたので、森田先生の言葉にポンポンと返していきます。

「では、『はじめ』はどこまでかをペアで考えよう。」

子供たちがペアで考えて行くと、

「『はじめ』は1段落は絶対だよね。」「2段落も良いと思う」「3段落までは長いんじゃないかな?」どのペアも、2段落までは行くのですが、3段落は『はじめ』に入れたら長すぎるのではないかと、迷っていました。

そこで、森田先生からヒントです。「『うめぼしのはたらき』の学習をしたとき、『~でしょうか」という問いかけの文があったよね。これが『問い』だったんだよね。問いはどこに入るんだった?」

すると、「あっ、なら4段落にあるこれが『問い』だ!!」「4段落までが『はじめ』だ!!」3グループとも、顔がぱっと明るくなり、『はじめ』の段落を決めることができました。

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顕微鏡をのぞいてみると

第一理科室にお邪魔すると、6年2組さんが顕微鏡で葉っぱを観察していました。

「全然見えないよ。」「ぼやけてる」

なかなかピントが合わせられなかったり、明るさを得られなかったり、苦労している子供たち。しばらくすると、「あっ、見えた!!」「きれい!!」という声が方々から聞こえてきました。「校長先生、めがねを外した方が見やすいよ。」とアドバイスをもらって覗いてみると、とてもきれいなたくさんの〇の集まりが見えました。普段の生活では見ることのできないミクロの世界。見えた時の小さな感動は、6年生の子供たちにも特別だったようです。

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